Home> パイプカット
パイプカット
パイプカットとは
パイプカットは、手術による男性の確実な避妊治療です。「精管結紮」とも呼ばれ、精子を送る管である精管を結紮した後に切断する治療です。
精管が切断されることで、精子が出なくなります。精液は今までと変わらず出ますので射精感が損われることもありません。またパイプカットによって男性ホルモンが低下することもありません。
パイプカットは原則として以下の条件が必要になります。
・成人であること
・結婚していること(事実上、婚姻関係にある者も含む)
・配偶者(奥様)の同意があること
・お子様が1人以上いること
*相談当日でも治療を受けられます。
同意書は下記よりダウンロードし、配偶者の同意する旨と日付・配偶者氏名・配偶者住所・電話番号等をご記入の上、ご持参下さい。
*治療後に精液検査を行い、精子がいないことの確認が必要になります。
*後に子供をご希望の場合でも精管を元に戻すことはできません。パイプカット治療は熟慮の上、お受け下さい。
パイプカットの手術方法
精子が造られる睾丸から延びる精管は通常2本有りますのでその管を切断します。
陰嚢(いわゆる“たまふくろ”)を片側につき1cm程切開し、精管を取り出した後に確実に糸で縛り、切断します。さらに断面を電気で焼灼します。
精管は2本あります。片側も同様に行います。
手術後から射精が可能です。精液の中に精子はいなくなります。精管だけの治療ですので、治療後も射精感は今までと変わりませんので安心して下さい。また男性ホルモンや勃起や射精にも変化はありません。
通常、パイプカットは日帰り治療です。手術直後は普通にご帰宅いただけます。基本的に抜糸も必要ありません。
治療時間は約30分です。
治療後の注意
- 治療後、陰茎切開部にガーゼとテープで圧迫固定を行います。
- 吸収糸で行いますので、抜糸の必要はありません。
- 2日目からはシャワーが可能です。入浴は7日以降から可能です。
- 性行為、マスターベーションは1週間後から可能です。(精液検査前ですので必ず避妊を行って下さい)
- 精管に残っているル精液を出すために、20~30回以上射精をしてから確認のための精液検査が必要です。
- 精液検査は術後1~2ヶ月以降を目安に行います。
- 精液検査で精子が残っていなければ避妊は不要になります。
料金
診療内容 | 料金(税込) |
---|---|
パイプカット | 231,000円 |