梅毒、昨年の上回るペースで増加
お知らせ 2015年04月07日
4月7日、国立感染症研究所がまとめた患者報告によると、梅毒患者が感染症発生動向調査事業を始めた1999年以降で最多となった昨年を上回るペースで増えているそうです。特に東京都内で報告が多く、東京都は「パートナー同士の感染有無の確認がまん延防止に必要」としています。
ここ約3か月間の報告数は、前年の同じ期間より85人増の399人であり、都道府県別の報告数は東京が最も多く159人。北海道は10人でした。
梅毒の感染経路は主に性行為・オーラルセックスにより感染し、皮膚や粘膜の微細な傷から進入して行きます。
梅毒に感染すると、症状が 「3週間後」、「3ヵ月後」、「3年後」 と変化していきます。ただし、症状が出ない場合もあるため、注意が必要です。初期は感染した性器や口、肛門などにしこりができます。また太ももの付け根のリンパ節が腫れることもあります。
検査は血液検査により行います。当院でも検査を行っておりますので、心配な時は早めの診察・検査をお勧めします。
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