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亀頭・陰茎のブツブツ治療

亀頭・陰茎のブツブツフォアダイス・コンジローマの除去

亀頭周囲や陰茎にできるブツブツは、主に性病である尖圭コンジローマと性病ではないフォアダイスというブツブツがあります。
どちらも痛みや痒みはありませんが、一度出現すると除去治療を行わない限り消えません。
特に尖圭コンジローマはそのままにしておくとぶつぶつが大きくなったり、ウィルスが原因のためパートナーに性病を感染させてしまうこともあります。

フォアダイス・真珠様陰茎小丘疹・包皮腺

亀頭部のブツブツには、ウイルス性のコンジローマによく似たフォアダイスというものがあります。成人男性(特に包茎の方)に多く見られる症状でSTDや性行為感染症ではありません。これは病気ではなくただのイボです。気にしなければ治療する必要はありません。ただ最近は尖圭コンジローマと勘違いして悩む若者が多く見受けられます。
数が少なく小さいものであればいいのですが、非常に数が多く目立つようであれば見た目が悪く自然と無くなる事はありませんので、コンプレックスに感じるようであれば治療、除去をお勧めします。

● フォアダイス
陰茎の皮膚や包皮にできるブツブツです。性病ではなく、皮膚の皮脂腺という組織が目立っているだけで、成人男性の7割位のペニスに存在しています。

● 真珠様陰茎小丘疹
亀頭のカリ首のところにできるブツブツです。上記のフォアダイス合わせて、「フォアダイス」と呼ばれることもあります。 通常カリ首を取り囲むように細かい粒として列状に並んでいます。痒みなどの症状は全くなく、包茎の人に多いのが特長です。

● 包皮腺
包皮腺(タイソン腺)とは包皮小帯(裏スジ)の左右に見られるブツブツです。皮脂腺の一種で、という包皮のアカを分泌します。 包茎の場合は、このアカが包皮と亀頭の内側にたまりやすく、不潔になるため異臭の原因となります。

【治療方法】
フォアダイス・真珠様陰茎小丘疹・包皮腺などの亀頭・陰茎のブツブツの多くは、電気焼灼またはレーザー治療によって除去を行います。

治療時間は約5~10分です。
治療後はぶつぶつがあった場所が擦り傷をしたような状態になり、数日でカサブタになります。 その後1~2週間でカサブタが取れてきれいになります。

他の亀頭・陰茎のブツブツ
「性器ヘルペス」・「陰部伝染性軟属種」・「陰嚢被角血管腫」・「陰嚢粉瘤症」・「カンジダ性亀頭包皮炎」・「脂漏性角化症」

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマ
潜伏期間 3週間~3ヶ月
症状
  • 亀頭及び包皮にイボ・ブツブツができる
  • 大小様々なイボが広がる
  • 大きくなるとカリフラワー状になる
  • アナルセックスにより、肛門の周囲や内側にできることもあります。

※非常に再発性が高く、3ヵ月以内に約30%は再発すると言われています。
※包茎の方は感染率が高く、一度感染した場合は再発しやすくなります。
※尖圭コンジローマによる皮膚のダメージのため、HIVの感染を受けやすい状況になります。

治療法 電気分解・焼灼治療で一つひとつ取り除きます。
尖圭コンジローマは、直接除去する以外に治療方法がありません。
放置していても自然治癒することはほとんどありません。

● 尖圭コンジローマの感染原因

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウィルス(HPV)が原因です。 尖圭コンジローマは尖圭コンジローマの感染者との性行為により感染します。 コンジローマ感染者の感染部位と性器・肛門などの粘膜が接触することで、感染が起こります。 男性の場合は、主に亀頭周囲の陰茎に感染が起こります。アナルセックスにより、肛門周囲に感染することもあります。

● 尖圭コンジローマの治療

・コンジローマが小さい、または単発の場合

尖圭コンジローマを電気焼灼または炭酸ガスレーザーにより取り除きます。
これらの治療は、ほくろやいぼの治療でも行われている治療法です。

状態により治療時間は異なりますが、約5分から10分で終わります。
治療後は、擦り傷状となり数日でかさぶたが形成されます。1~2週間でかさぶたが取れて治っていきます。

・コンジローマが大きい、または多発している場合

大きく成長したコンジローマや多発しているコンジローマは、電気焼灼等の治療を行うことも可能ですが、極めて再発率が高くなります。
包皮の切除による包茎治療を行うことが多いです。

包茎治療について >>

料金

診療内容 料金(税込)
初診料 5,500円
フォアダイス除去 33,000円~110,000円
真珠様陰茎小丘疹除去 33,000円~110,000円
コンジローマ除去 55,000円~165,000円

*個数や範囲により料金が異なります。

性病に気づかないと・・・

他の性病にかかりやすい
クラミジアや尖圭コンジローマなどに気づかないでいると、淋菌やC型肝炎、HIV(エイズ)にかかりやすくなると言われています。
不妊症
尿道炎を放置し、精巣上体炎になると精子の通りが妨げられて不妊の原因になります。また女性の場合は、クラミジアや淋菌性の膣炎が進行すると卵巣炎になり、不妊の原因になります。
陰茎がん、子宮がん
尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウィルスの種類によっては、陰茎がんや子宮がんの原因となることがあります。
先天異常
感染を知らずに妊娠・出産した場合、子供に性病が移ったり、奇形などの先天異常を生じることがあります。

ピンポン感染について

性病の治療においては、ご自身だけ治療を行ってもパートナーが治療を行っていないとまたパートナーから移されてしまいます。 検査にて性病が確認された時には、必ずパートナーにも検査と治療が必要です。
ピンポン感染の多い性病   クラミジア・淋菌・尖圭コンジローマ