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AGA・脱毛症について
AGAとは
AGAは、男性型脱毛症を意味する「Andro-Genetic Alopecia」の略です。
思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、一方または両方が早い時期に薄くなる進行性の脱毛症です。
日本では薄毛に悩む人が1200万人以上と言われており、その数は成人男性(20~60歳)の約1/3を占めます。
現在、薄毛で悩む男性のほとんどがAGA(男性型脱毛症)であると言われています。
AGAは病気ではないために、軽視される傾向にありますが、気にされる方にとっては、精神的負担の大きい症状となります。
AGAは30代で発症するケースが最も多いとされてきましたが、最近では20代の若年層でも見られます。
- 抜け毛・軟毛化が進行し、全体として薄毛が目立つ
- 額の生え際や頭頂部の髪が、一方または両方が薄くなる
- 毛髪に成長せず、細くて短い髪の毛が多くなる
- 髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまう
AGAの進行パターン
AGAの進行は、生え際から始まるもの、頭頂部から始まるものなど様々なパターンがあります。
AGAの原因
AGA(男性型脱毛症)による薄毛の原因は、遺伝的要素や男性ホルモンの過剰分泌、頭皮の血行低下や生活習慣・ストレスなどの原因があります。そのうち原因物質とされているのが、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)です。AGAによる脱毛部位の頭皮にはDHTの影響が強くなっています。
DHTはテストステロン(男性ホルモン)から5α-還元酵素によって生成され、このDHTが毛根のある毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると脱毛シグナルにより毛周期の成長期が終了してしまいます。
毛周期が短くなり、毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない細く短い毛髪が多くなると、薄毛が目立つようになります。
またハリやコシのある髪の毛に成長する前に毛周期が退行期に移行してしまうため、抜けやすい細い毛が増えます。
その結果、頭髪の全体的な量と密度が減り、薄毛が目立つようになります。
AGA・薄毛治療の流れ
総合的なAGA・薄毛治療
当クリニックでは、ミノキシジルやプロペシアなどの外用・内服治療、注入による毛髪再生治療を総合的に用いることでAGA治療を行っています。
ミノキシジル5%とは頭皮に塗る薬で、頭髪の血行を改善して育毛を促進します。AGA(男性型脱毛症)、びまん性脱毛症の進行を改善する薄毛・脱毛症の治療薬です。リアップ、ロゲインといった市販されている薬と同じ成分です。
プロペシアは、世界初の飲む男性型脱毛症用内服薬です。日本では2005年よりMSD(旧:万有製薬)により販売れました。 現在プロペシアは、世界60カ国以上で発売され、医療機関で薄毛・抜け毛に悩む人にプロペシアが処方されています。 プロペシアはAGA(男性型脱毛症)の方に有効で、発毛を阻害する要因となっている男性ホルモン(DHT)の働きを抑制し、 薄毛・抜け毛を予防することができます。 プロペシアは医療用薬品に分類されるため、プロペシアの処方には医師の診察が必要です。
毛髪再生治療は、成長因子やエクソソームを使用した発毛治療です。
AGAセルフチェック
- 父、父方の祖父母に薄毛の人がいる
- 母、母方の祖父母に薄毛の人がいる
- 起床時やシャンプー時に抜け毛が多くなった
- 髪の毛が細くなり、ハリ・コシがなくなった
- 思春期以降に髪の毛が薄くなり始めた
- 額の生え際から髪の毛が薄くなった
- 頭頂部の髪の毛が薄くなった
- 薄毛が徐々に進行している
- 頭皮が脂っぽく、ベタベタしている